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よしたに&源の「やってみよう!ビジネス英語」シーズン2 第12回 思いやりあるサヨナラの伝え方

スキル・キャリア 伊東 裕子 2010年09月06日

 SEとして働く「よしたに」。突然、技術提携先であるアメリカのオレンジ・コンピュータ(OC)社に半年間長期出張に行くことになった。

 異国での慣れない生活と英語の壁に時には苦労しながらも、あっという間に半年が過ぎていった。来た頃に比べて英語力は少しずつではあるが確実に上がってきたことを感じることが出来たよしたに。最終出勤日に、同僚や上司に感謝の思いを伝えたい。有終の美をきちんと飾ることが出来るだろうか? 


よしたに:I’m lucky to have such great colleagues.
      I’ll miss all of you.

      (こんなに素晴らしい仕事仲間に恵まれて幸せでした。寂しくなります)

  • いやあ、ほんとに来ちゃった。最終出勤日が。 あっという間だなあ。

  • 泣かないで!そんな涙、誰も見たくないです!

  • 泣いてないし!失礼だし! 今までこうした長期出張ってなかったからなんだか別れが新鮮だけど、でもうん、やっぱり・・・

  • 寂しいんですね! あんなに来る時にはイヤだイヤだってわめいていたくせに寂しいんですね! 分かりますよ!

  • なぜあなたはそうやって男の純情を台無しにするの・・・! まあ、寂しくないと言ったら嘘さ。特に僕は英語の面ではほんとに最初役立たずだったろうに皆さん辛抱強く相手してくれたからねえ。

  • でも、どんどん英語を上達させていったわけですし、皆さんもきっと教えるのは楽しかったんだと思いますよ。どうです、強制的に英語社会に入れられるとやっぱり身に付く早さが違うと実感したんじゃないですか?

  • そうだね、やっぱり「英語の頭で考える」くせが少しついたのが一番大きかった。いちいち辞書を引いて日本語に訳していられない時もあったりして、 そういう時はこれまで覚えたことや、皆がよく使っているから覚えた表現を使って対応したりしたよ。まあ、まだまだ日本語で訳しているけどね。

  • 英語のシャワーを浴びるように、周りを英語だらけの環境にすれば、本当に段々英語で考えるくせがつくようになりますよ。英語の頭で過ごし始めたらそのうち、「あれ、こんなに話せるの?」というブレイクスルーが来ます。なので、帰国してからも通勤時間ずっと英語を聞くとか、海外ドラマを続けて見てみるとか、英語に触れる機会をあまり減らさないような努力をしてくださいね。

  • 国内でそれだけ頑張るのは結構大変そうだなあ。あと、その前に今日職場で挨拶をしてこようと思うんだけど、これまでに学んだようにしっかり感情を伝えたほうがいいんだよね?

  • もちろんですよ!そして具体的に伝えてくださいね。

I’m lucky to have such great colleagues. I’ll miss all of you.
(こんなに素晴らしい仕事仲間に恵まれて幸せでした。寂しくなります)
【phrase2_12_01.mp3】

On the first day, I was standing right here very nervous. But, after six months,
 I finally feel comfortable, thanks to you.  

(最初の日には、ただ緊張してここに立っているだけでした。でも、半年の間に楽になりました、皆さんのおかげです)
【phrase2_12_02.mp3】

I’m so sad I have to leave. I will never forget how helpful you were.
(とにかく去るのが寂しいです。皆さんが僕をどれほど助けてくださったか、決して忘れません)
【phrase2_12_03.mp3】


※スピーカー画像をクリックすると音声が流れます
  • ふむふむ。分かりやすいな。

  • お、頼もしいですね。日本ではよく「色々ありがとうございました」と言いますが、英語でもThank you for everything!のような表現はありますが、やはりちょっと味気なく感じますね。より具体的であるほうが喜ばれます。

  • うんうん。しかし、こういう場面では本当によくmissが使われるね。

  • そうですね。誰かが去ったり、しばらくいなかったりしたら、I miss you.と言うのは、もはや礼儀みたいなものですね。どんどん使っていきましょう。また、2つ目の例文では、いわゆるビフォーアフターで皆さんのおかげでどれほど成長出来たかを伝えています。だから、最初の文は過去形、後半の文は現在形になっていますね。

  • それは分かるんだけど・・・、thanks to you がちょっと分からないかな。初めて聞く表現だ。

  • そうですね。thanks to you は「あなたのおかげで」という意味の表現です。このまま覚えてしまいましょう。後半の例文でも出て来るんですが、このように文末に一節表現をつけて話す方法は、自然な形でちょっと一言添えるのにもってこいです。アメリカ人たちが本当によく使う話し方なので、ときどき意識して使ってみてください。

  • 文末かあ。あまり意識したことなかったな。I could improve my English, thanks to you. (皆さんのおかげで英語が上達しました)みたいに言うんだね。

  • そうです!もちろん、thanks to youは文頭に付けても構わないのですが、強調の度合いが強くなるので内容によっては嫌味のように取られることもあったりします。さて、最後の例文のI will never forget…(決して忘れない)や、その反対の表現のI will always remember…(ずっと覚えている)もよく使われますので覚えましょう。

  • 了解した!あと、ブラウンさんのように、皆時折仕事で日本に来ることがあるようなので、その際は僕に何か出来ることがあったら・・・というのも伝えたいのだけど。

  • いいですねえ!是非その気持ちをも伝えましょう!


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コラムニスト・プロフィール

伊東 裕子いとう ゆうこ

1972年愛媛県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社アルクにて月刊誌『English Journal』の編集に携わった後、フルブライト奨学生としてボストン大学院プリント・ジャーナリズム学科修 ...

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