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ビジネスリーダーの心理学 第12回 創造力と問題発見能力をつける

マネジメント 和田 秀樹 2006年05月29日

リーダーに求められる能力 ― 問題発見能力

 これまで、リーダーに求められる意思決定力や部下を育てるお話の中で、認知心理学や教育心理学における「頭のよさ」「リーダーとして何を求められているか」についていろいろな話をしてきました。
 おさらいをかねてまとめますと、リーダーに求められる能力について「問題解決能力」というものが何より重視されている昨今、問題を解決するときに認知心理学においては、「知識をなるべく増やす」、「推論の輪を広げる」、「メタ認知能力を上げる」といったことが主なポイントであると解説してきました。
 このようなことは、すべて問題解決のための方法です。問題解決能力が高ければ高いほど、物事を上手く運べます。
 試験で出される問題を解くといった目の前にある問題や、「今月この金額でどんな生活をしよう」という生活のやりくりさえも、問題解決能力が問われます。
 ビジネスにおいては「会社の売り上げを2割増やそう」、「不振の地区の業績を上げよう」、「消費者の動向をリサーチしよう」など、与えられた問題に的確に答えられる人が問題解決能力の高い人で、そういった人が有能な社員と言われるのです。
 ここで大切なのは、リーダーとしては問題解決能力の高さだけでなく、有能な社員にいい問題を与えていく能力も必要とされるということです。問題を解決するだけでなく、問題を出す側にもなることもリーダーには求められているのです。
 問題を作るといっても、単に、「売り上げを2割増やせ」というような問題は誰でも簡単に作れます。しかし、新製品の開発や、プロジェクトの開発、会社のヴィジョンをどうしていくかなどということも含め、いい問題を出すには「問題を発見する能力」と「少しの創造性」がなければなりません。

 そこで、リーダーに求められる問題発見能力と創造性についてお話していきたいと思います。求められるポイントは5つあります。

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コラムニスト・プロフィール

和田 秀樹わだ ひでき

1960年生まれ、精神科医。東京大学医学部卒、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェロー。老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)、集団精神療法学を専門とする。日本初の心理学ビジネ ...

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