1. ホーム
  2. マネジメント
  3. インタビュー
  4. トップリーダーが語るITとマネジメント
  5. 第7回

トップリーダーが語るITとマネジメント 第7回 企業内のIT革命を実践し、高付加価値経営を実現せよ ~生産者主導から消費者主導への転換~

マネジメント WISDOM編集部 2003年07月22日

日本病を治療するには、英米の両国に学べ

 かつて英米の両国は、それぞれ「英国病」「米国病」と呼ばれる不況に陥ったが、見事にこれを克服したという経験を持つ。これら2つの国では、方法論は異なっていたものの、広い意味での付加価値創造に、国としてのコア・コンピタンスを集中したところは同じだった。
 今、日本は、重度の「日本病」を患っているといわれている。この長いトンネルから脱出する手だてを探るとき、この両国に見習うべき点がたくさんあるはずだ。
英国では1980年代半ば、国内製造業の空洞化をカバーする手段として、サッチャー政権は大胆な金融市場改革(ビッグバン)を断行した。 市場への参入の壁を取り払い、外国からの資本もどんどん受け入れたため、そこに競争原理が働き、英国経済が再生されたのである。この結果、英国資本の企業が淘汰される、いわゆる「ウィンブルドン現象」が起こったが、規制緩和や雇用創出といったプラス面の方がはるかに大きかったため、「英国病」は克服できたといわれている。
 一方、米国では1990年代、ネットワークを利用した新しいビジネス・モデルにチャレンジする新興企業群が経済活性化の起爆剤となったことは、よく知られている。
 ところで、付加価値創造と一口にいっても、その時代の環境によって定義は変わってくる。例えば、製造業におけるプロセス・エンジニアリングの高度化で付加価値を生み出すという手法は、日本がもっとも得意としているところだ。しかしこれからは、ロボットでもやれるようなモノづくりで国際競争をしても、日本に勝ち目はない。では、どのようなことで付加価値を創造していくのか。私はここで、日本のサービス業における生産性の低さに注目したい。この部分の生産性を向上させることで、新たな価値を創造していくことができるはずだと考えている。

このコンテンツをご利用いただくには、NEC ID登録が必要です。

ログイン

NEC ID登録

NEC ID(無料)にご登録いただくと、プレゼント応募やセミナー申込みなどの特典サービスがご利用いただけます。この機会にぜひ、NEC IDにご登録ください!

wisdomとは?

この記事の評価
現在の総合評価(1人の評価)
4.0
あなたの評価
決定
  • すべての機能をご利用いただくには、WISDOM会員登録が必要です。
この記事に対するコメント
  • すべての機能をご利用いただくには、WISDOM会員登録が必要です。

同意して送信する



バックナンバー一覧を見る


Copyright ©NEC Corporation 1994-2017. All rights reserved.