− 第3回 −
財団法人日本自動車研究所ITSセンター長 藤井 治樹氏
『より良いクルマ社会を目指して!』ITS自動決済で"らくらくドライブスルー"
『安全』『情報共有』『ゆとり』のクルマ社会を目指して
ITSは、これから高齢化社会を迎える日本にとって、非常に重要な取り組みのひとつだと藤井氏は、語っています。
「日本において、今やクルマは生活基盤を支える重要なツールです。特に地方においては、クルマがないと生活できない人々が多く存在しています。今後ますます高齢化社会を向かえ、より『安全』で楽ができる環境の構築は急務なのです」。
「また、クルマの有利な点は電源の確保が容易で、携帯電話などに比べて電池や画面の問題がありません。そのため、従来のナビゲーションなどのような一方通行の情報だけでなく、『情報の共有』によって、情報の精度の向上が期待できます。例えば、走行中のリアルタイムな情報の交換によって、高速道路の到着時間の正確な予測、集中時間の予測などによる時間帯割引などのサービスが可能になる日も夢ではありません」。
「そして、今回のITS自動決済などのシステムの普及によって、駐車場の事前予約なども可能になれば、路上駐車の減少に役立ちます。また、個々の車載器が認識できるため、不正駐車などの抑制にも貢献します。それによって、道路環境は『ゆとり』が生まれ、渋滞の緩和や緊急車両の通行がスムーズに行われるなど社会環境の改善にも繋がることを期待しています。











