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リバースモーゲージ

  • 【カテゴリー】 金融
  • 【よみ】りばーすもーげーじ

2005年12月1日掲載

リバース(reverse)は“逆の”“反対の”という意味であり、モーゲージ(mortgage)は“担保”あるいは“担保に入れる”という意味で、“逆の担保”ということになる。通常たとえば住宅ローンは、先に融資を受けて分割返済をつづけてるが、リバースモーゲージは、個人の持つ住宅などの不動産を担保に入れ、貸付金を定期的に受け取りつづける。そして、融資を受けている人が死亡すると、その担保を処分し一括返済する。つまり、ローンの“一括融資の分割返済”とは逆に、“分割融資の一括返済”を行う。リバースモーゲージが融資する対象は高齢者で、不動産は持っていても現金収入の少ない、あるいはほとんどない高齢者にとっては、死ぬまで不動産を手放さずに住み続けられ、定期的に生活資金が入るというメリットがある。一方、融資する側、とくに信託銀行などの場合、想定よりも利用者が長生きすると担保評価に対して設定した額よりも融資額のほうが多くなる「長生きリスク」、なかなか下げ止まらない「土地価格下落リスク」、長期で見た場合の「金利上昇リスク」があるため、積極的な融資を行ってこなかったが、少子高齢化が本格化し始めたことを受け、また大都市圏での地価の安定という客観的状況が整ってきたこともあり、リバースモーゲージを活性化する必要が改めて見直されつつある。実際に、耐久性に優れたプレハブ住宅メーカーが住み替え型リバースモーゲージを導入したり、新たに保険商品と組み合わせた商品を信託銀行が投入したりするなど、新しい動きも見られるようになってきている。

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