− 第13回 −
シンクライアント

年、効果的な情報漏洩対策として注目されるシンクライアント。でも、導入メリットはそれだけではありません。セキュリティ強化と並び、TCO(システム管理コスト)削減にも大きく寄与します。
まず第一に端末のTCOを安くできることがあります。シンクライアントPC自体が機能を削ぎ落としたPCであり、HDDやCD-ROMドライブ、ファンなど可動部分が少ないため、故障の発生率も汎用PCに比べて低くなっています。また、アプリケーションソフトのインストールやバージョンアップの面でも、サーバ側だけで行えばよく、個々のPCで行う場合に比べて効率的です。このほか、電力コストやウィルス対策費用など削減されるなど、システム全体の運用管理コストの大幅削減が期待できます。
加えて、シンクライアント導入のメリットに、モビリティの向上があげられます。アプリケーションソフトや、データ、個人別PC環境情報をサーバで集中管理することによって、どこからでも、どの端末からでも、安全で快適なPC利用環境を呼び出すことができます。
まさに、シンクライアントは、セキュリティ強化、TCO削減、モビリティ向上の3要素を実現する仕組みなのです。そのため、ここ数年で、法人用パソコンの10〜15%がシンクライアント対応の端末に移行すると予想されています。
(2006年6月5日掲載)

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