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情報セキュリティ基礎講座 入門編

− 第6回 −

盗聴や機密情報の悪用を防止する暗号化技術

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ちょっとブレークタイム。ここでは、情報セキュリティに関する様々な雑学やトリビアネタを紹介します。

個人情報を「釣り上げ」たり「収穫」するオンライン詐欺

 メールとWebを悪用して個人情報を不正入手し、金銭などを騙し取るオンライン詐欺にフィッシング(Phishing)があります。魚釣りのフィッシングと言葉が似ていますが、洗練された(Sophisticate)手口で情報を釣り上げる(Fishing)という意味の造語といわれています。

 その手口は、インターネットバンキングやクレジットカード会社などを装って不特定多数の利用者に偽のメール(本人確認と称したメールや口座のパスワード確認と称したメールなど)を送り、受信者に金融機関にそっくりの偽装されたホームページにアクセスするように仕向けます。

 見た目がそっくりなホームページにアクセスしてしまった会員は、会員番号や暗証番号などを入力してしまい、金銭を騙し取られてしまうというものです。日本でも金融機関の名を騙ったフィッシング・メールが出現しています。

 また、ユーザーが正規のURLでホームページへアクセスしても、偽のWebサイトに誘導して情報を盗むファーミング(Pharming)と呼ばれる新たな不正行為も登場。これは農業(Farming)の造語で、被害者を一気に収穫するイメージから名付けられたといわれます。プロバイダが管理するDNS サーバーの情報を不正に書き換えたり、ユーザーのPCにウィルス/ワームを侵入させてファイルを改ざんするなどして偽のWebサイトに誘導し、暗証番号などの個人情報を詐取します。ブラウザのアドレスバーには正規のURLが表示されているため、偽のサイトであることが気付きにくい手口です。

 フィッシングやファーミングの被害を防ぐ手段のひとつがSSL暗号通信です。ブラウザ上のアドレスにSSL通信を示す「https://」及び鍵のマーク(サーバー証明書)が表示されるので、個人情報を入力する場合、ホームページが正規のものであることを確認することができます。


(2005年11月14日公開)


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