ページの先頭です
本文へジャンプする
ビジネスに役立つ「次の一手」をあなたに
Wisdomブログ
ビジネス用語辞典

ここからサイト内共通メニューです

ここから本文です
サイト内の現在位置を表示しています

情報セキュリティ基礎講座 入門編

− 第3回 −

内外からの不正侵入のメカニズムとその防止策 その1
不正侵入の脅威に備えるのに必要な第一歩はそのメカニズムを知ること

2/5ページ     << 前のページへ     1  2  3  4  5     次のページへ >>

PDFで印刷

大量のパケットを送りつけるSYNフラッドなどのDoS攻撃が多発

 インターネットを経由する外部からの不正侵入で被害が特に多いのが「DoS攻撃」です。その中には、複数サーバを踏み台にして広域で攻撃を仕掛ける「DDoS(Distributed DoS)攻撃」もあります。いずれにせよDoS攻撃とは、意味のないパケットを大量に送りつけるなどして、CPUやメモリーの過負荷(バッファ・オーバーフロー)でサーバをダウンさせたり、ネットワークのトラフィックを消費させるなどして企業のサービスを妨害するものです(図1参照)。ブロードバンド時代になり、クラッカーは大量のパケットを瞬時に送りつけることが可能になったため、DoS攻撃は拡大する傾向にあるといわれています。

 DoS攻撃の手口では、接続制御用パケットのSYN(Synchronize)パケットを大量に送りつける「SYNフラッド攻撃」や大量のpingを送る「ping of death攻撃」などがよく知られています。SYNフラッド攻撃は、接続を確立する仕組みを利用し、クラッカーがサーバに対してセッションの確立を要求するSYNパケットを大量に送信。これに対し、サーバはSYNパケットへの応答を確認するACK(Acknowledgement)パケットを送信元に送りますが、送信元であるクラッカーのアドレスには存在しないアドレスが書かれているため、接続確立の完了を示すACKパケットがサーバに返信されません。そして、この間にもクラッカーは大量のSYNパケットをサーバに送り続けるため、パケットが大量に滞留し、システムがダウンしてしまうというものです。

 ポートスキャンも同様に接続の仕組みを悪用するものです。クラッカーがSYNパケットを送信し、応答されたACKパケットからポート番号を読み取り、そのポートがサービスに利用されているかどうかをスキャン(確認)します。順番にポートへアクセスしてサーバで稼働しているサービスプログラムを調べ、その後のDoS攻撃などに利用するというわけです。

図1:DoS攻撃の例


2/5ページ     << 前のページへ     1  2  3  4  5     次のページへ >>

PDFで印刷

ID・パスワードをお忘れの方

記事のご意見を聞かせてください。

この記事はいかがでしたか?


ご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。

注意個人情報保護』、投稿に関する『要綱』に同意の上、送信ください。
注意お返事は差し上げておりません。
注意ご提供いただいた情報は、弊社における個人情報保護に準じた取り扱いをいたします。

このページで入力された内容は、暗号により保護された通信(SSL)でサーバに送られます。

ここまで本文です
ページの終わりです