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テクノトレンドを読む

− 第26回 −

新技術をどうフォローするか?

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 この連載ではさまざまな技術を紹介してきた。これからも新しい技術はどんどん生まれてくるだろう。そのような技術をどうやってフォローしていけばいいのだろうか。フォローするということには2つの意味があると考えられる。1つは新技術そのものの登場を知るということ。もう1つはその技術が自分のビジネスにどのように関係するのかを理解するということだ。

 登場をチェックするやり方の1つはWebやメールマガジンからの情報をこまめにチェックする方法がある。あるいはよく知っている人と交流を持つという方法もある。どちらの方法も有効であることに間違いないが、かなりの労力がいるのも事実だ。その労力を減らすために、以前ならニュースクリッピングというサービスを利用することが多かったが、現在ではRSSを使う方法がある。RSSとはRich Site Summeryの略でWebサイトの見出しや要約などのデータをXMLをつかって記述するフォーマットだ。

 RSSを使うとサイトの更新情報を効率よく入手できる。この機能を利用すると、新しい技術を紹介しているサイトの更新をチェックすることができる。手動でWebチェックすることや、多くのメールマガジンから情報を引き出すのに比べ、自分の興味分野を限定しやすいという点と、RSSリーダーを使うことでメールと同等の使い勝手で利用できる。

 次に技術と自分のビジネスの関係を理解する一番の早道はそれを少しでも使ってみることにつきる。そこで初めて自分の感覚で理解が出来るようになるはずだ。単にカタログやWebの情報に頼るのではなく、セミナーやイベントに参加して技術やサービスのデモを実際に見ることが重要なのだ。その時注意しておくべきなのは自分がその技術に触れてから説明を聞くのと、まったく知らない状態で説明を聞くのでは、自分のビジネスに関係するかどうかまで考えが及ぶかどうかに大きな差が出る点だ。

 このような手法をつかって新技術のフォローに努めるとしても、多くの分野をカバーするのは至難の業だ。そこで定量的な手法の導入を薦めたい。具体的には前述のRSSでフィードされるデータ量の変化をチェックすることで、どの分野に注目が集まっているかを大まかにつかむことが出来る。RSSのフィード元を細かく分類しておくことでかなり高い精度を得ることが出来るだろう。

 どんな新技術もいきなり登場することはほとんどなく、必ず前兆がある。大きな流れをつかんでおけばその変化を感じることができるようになるはずだ。

(2005年3月28日公開)

■「テクノトレンドを読む」は今回が最終回です。全体を通してのご感想をお聞かせください。


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