第1回
経営者に必要なIT戦略
〜オープンと協調分散という時代の大きな流れを知ること〜
日本で生まれたコンピュータOS、“TRON(トロン)”は、身近な家電製品や、携帯電話やカーナビなどでも多く使われ、さらに日本だけでなく、世界中で広く使われています。
TRONプロジェクトは1984年にスタートしましたが、先進的な考え方に基づいていました。例えば、Linuxの台頭で一躍有名になった“オープン・アーキテクチャ”の概念や、最近はユビキタスという言葉でいわれる、“どこでもコンピュータ”などの考え方が、当時、既に取り入れられていたのです。
このTRONプロジェクトの生みの親が、東京大学教授 坂村健氏です。
坂村教授は企業がITを導入する際に大切なことは、“自立”ではなく“自律”だと語ります。ライバル企業が使っているから、みんなが使っているから、という理由でITを導入してもうまくいくはずがないのです。
自ら判断する自律や、“オープン”と“協調分散”といった世界の潮流、そして真にグローバルな視点で捉えることなど、時代を見る卓越した視点で、これからの世界の流れを坂村教授が語ります。
自ら自律的に考え・判断することを深いレベルで実践し、真に先進的なプロジェクトを作りあげてきた坂村氏の言葉、ぜひ、お読みください。
(2002年9月9日公開)










