第6回
論理思考を戦略的に活用する(2)体系的にとらえる思考法
全体像を見失ったまま枝葉末節の議論をしていませんか?
ある日社長からあなたに対して、「今までの情報システムを棄ててもいいから、我が社にとって最適な新情報システムを提案して欲しい」といわれたらどうでしょうか。
あなたはおそらく、各部門へのヒアリングをしようと考えるかも知れません。また、他社事例を調べるとか、情報システム会社に何か提案してもらおうと考えるかも知れません。
たとえば、経理部門にヒアリングに行くと、「取引先ごとの伝票がバラバラで、伝票のフォーマットを統一して欲しい」という要望がくるかもしれません。また他社事例を調べてみると、在庫削減のために新情報システムを導入して成功したという話を耳にします。さらに情報システム会社に提案してもらうと、「最新のパッケージを導入すれば、格安で情報システムが構築できますよ」と誘惑されそうです。
しかし、大きな話と小さな話が混在して、どこからどう話を整理していいかわからないと悲鳴を上げるかもしれません。情報が増えるほど、かえってどうしていいかわからなくなってしまうものです。
大きな話から小さな話が混在するとき、まずは大きな話を最初に整理していくことが賢明です。まず全体を把握して、大きな話に目を向けます。大きな話から整理していけば、小さな話は自ずと整理されていくのです。
それではここで、頭の体操をしましょう。
【戦略思考のミニ問題】

このような問題を解きながら戦略思考を学びましょう。
(2005年10月31日公開)











