第3回
問題を発見する切り口を身につけよう
分析力を身につけることは、戦略思考の基本的スキルです。分析力を身につけるために役に立つスキルをご紹介しましょう。
ビジネスの世界では、現状分析、財務分析、物流分析など「分析」という用語が頻繁に使用されます。たとえば、上司から「君、この会社の経営状態を分析しておいてくれ」といわれたらどうすればいいのでしょうか。分析とはどういう意味があるのでしょうか? 分析の意味を説明してみてください。
分析とは「分けて解析する」という意味があります。分けることで、漠然としていたことがしだいに見えてきます。
現状を改善してよりよくしていくためには分析が効果的です。財務分析を例に分析について考えてみましょう。企業における損益は、売上−費用です。売上と費用の内訳を分けて解析することで、財務分析ができます。
売上や費用は、事業部ごと、製品ごとに分離できるでしょう。費用については事業部や製品ごとに費用の細目を分けていきます。費用を変動費と固定費で分離するとか、人件費、材料費、販売管理費などの内訳を分離することで、損益構造を詳しく分析することができるでしょう。
このように分析とは構成要素を分離して、内部構造を明らかにしていく作業です。分析は「構成要素を分けること」だと理解しておけば、分析のコツを身につけることができます。
【戦略思考のミニ問題】

このような問題を解きながら戦略思考を学びましょう。
(2005年9月5日公開)










