「技」と「人」を育てる匠たち
第15回
わが子のように心配しながら、酒をつくる
――「現代の名工 加賀の酒づくり」前 良平氏 (2009年7月21日公開)

日本のものづくりの現場から、伝統や技術を支えている匠たちの哲学に迫る、「技」と「人」を育てる匠たち。第15回に登場していただくのは、「現代の名工」にも選ばれた橋本酒造の杜氏、前良平氏だ。
前氏は長年酒づくりに携わり、吟醸酒をブームに先駆けてつくりだし、世に知らしめた立役者である。前氏は日本酒をつくる代表的な杜氏集団の一つである能登杜氏で、春から秋にかけては能登で大工の仕事をし、晩秋から春先まで、石川県加賀市の橋本酒造で杜氏として酒づくりに携わっている。
どのような仕事にも「技」があり、自分ならではの技を磨いていくことが大切だという前氏。また、若手を育てるには、組織の雰囲気づくりが重要だと指摘する。80歳を超えても、良い酒づくり、良い人づくりに力を注ぐ前氏に、仕事にかける思い、後継者の育て方について聞いた。 (→全文(続き)を読む)








