第11回
対立は参加の心理で解決

夫婦でも、職場でも、意見や価値観がぶつかり合うと、対立し、それは戦いに発展する恐れを秘めています。なぜなら、歴史上の戦いは、感じ方や価値観の違いから起こるからです。誰も自分は間違っていると思って始める戦争はありません。すべての戦争は正しさに始まり、愚かさに気づいて終るものだからです。お互いに自分の思いや考えは正しいと思い、それを一方的に相手側に押し通すと、相手との間に緊張や葛藤を生み出し、たとえ勝利したかのように見えても憎しみや恨みの感情を相手に持たせてしまいます。
会議のシーンに置き換えてみましょう。長時間かけて審議したにもかかわらず結論が出ない場合、最終的に権力的なリーダーが「時間がないので、私の出した意見でいこうと思うが、良いですか?賛成の人は挙手して下さい。」・・・ほとんど満場一致で決まったとします。しかし、会議室を退出する社員は、「今日決まったことが出来ると思うか?」「あんなのムリムリ」「俺もそう思う」とシラケてしまっている・・・よくある光景の一つです。
では、なぜシラケテしまうのでしょうか?
(2004年12月20日公開)










