第7回
有能な部下になるために

以前より、多くの読者から「ダメな上司への対応を教えてください。」という要望が数多くありました。確かに今までは上司として、いかに自分自身を改めるかに力点を置いて語ってきました。なぜなら川は川上から汚れると、下流をいくら掃除しても、川はキレイにならないからです。
会社も同じで、上層部が自分自身を改めず、凝り固まった考えのままでは、やる気のある部下ほど無力感を持ってしまいます。ですから、私が依頼される社員研修も、一般研修よりも上層部の幹部研修に力が注がれます。
そのため、このコラムでも、今までは上司である自分をチェックすることを中心に話を進めてきました。しかし、そのように話を展開すると「先生の言われるようなダメ上司がいまして・・・」「無能な上司の下で、日々やる気を失っています」「思わず我が社の権力上司を思い出して怒りを感じます」と言うような感想を頂きます。
「なるほど大変だなぁ」と共感すると共に、やりきれない気持ちを助長するようで申し訳なさを感じたもりします。しかし、少しばかりスッキリしない気持ちになる時があります。
「無能なリーダー」「ダメ上司」と、ため息まじりにあきらめていて、部下としてよいのでしょうか?
(2004年3月8日公開)










