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これからの企業経営を支える「成果主義の正しい活用法」

第3回

成果主義を成功させる4つの条件

執筆:オフィス田中 代表 田中 満佐人(たなか みさと)プロフィール

成果主義を成功させる4つの条件のうちのひとつが、「成果主義の必要3要素を満足させる」
ことである。 成果主義を有効なものにするには、以下の3つの点に留意することが大切だ。それは、

(1) 客観性
(2) 透明性
(3) 納得性

である。

成果主義では、「成果」を何らかの方法で測定することが不可欠である。そのときに行われる評価という作業は、上司などの人間がおこなうきわめて人間的な作業であり、どうしても評価者によるバラツキが出がちである。それをなるべく少なくする努力が欠かせない。また評価のプロセスがみんなにとってわかりやすく、公正に行われていると感じる時には、評価そのものが本人にとって満足のいくものでなくても納得せざるを得ない。

客観性の基本は数値化である。仕事の目標を抽象的なことばではなく数字で表し、あいまいさをできるだけ無くす。そうすれば評価をより客観的におこなうことができる。ここで問題となるのが、部門により数値化が難しいところがあることだ。一般に営業や生産部門、あるいは購買部門は目標と実績を数値化しやすいが、企画部門などは数値で示すのがむずかしい。
 そこにはいろいろな工夫がされるべきだ。ゴーン氏の登場により驚異的なV字回復を果たした日産の例から学んでみたい。日産では感性が非常に重要なデザイナーですら、その評価を数値的におこなっている。

(2005年8月22日公開)

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