第1回
企業の危機 モチベーションクライシス

経営幹部たちは、皆一様に、次のような嘆きを訴えてきます。
「成果主義を導入したが、かえって個人主義やセクショナリズムがはびこり、
会社の雰囲気が乾いてしまった…」
「最近、職場に全く活気がない。皆淡々とパソコンの画面に向かって仕事をし
ており、コミュニケーションが活性化しない…」
「社内でも優秀な人材ほど外資系企業や新興ベンチャー企業へ転職する者が多
く、残された人材も動揺している…」
などです。
この10年、企業が生き残りを賭けて行ってきた「人員削減」や「成果主義人事 制度の導入」は、「固定費の削減」という側面では、確かに一定の効果をもた らしましたが、副産物として「企業と個人の関係変質」という事態を招いて います。
「相互拘束関係」から「相互選択関係」に変わりつつある現在、事業を実行 する社員が、活力を持つには?
初回は、新たな企業の危機「モチベーションクライシス」の現状と、組織の活 力を取り戻すのに重要な「モチベーション」のメカニズムを解説します。
(2005年9月5日公開)










