第2回
組織の変革に隠し事は禁物 (2008年9月1日公開)

組織変革に必要なリーダーシップをジョン・P・コッターの「組織変革を成功させる8段階のステップ」になぞらえながら理解するというこの企画だが、前回は序論として、マネジメントとリーダーシップの違い、8段階のステップなどについて説明した。今回から、いよいよ本論とも言える変革事例の分析・考証に入っていきたい。
ケーススタディの第1回目は、変革のファーストステップである「危機意識を高める」を実践的に理解するために、オフィス事業や教育事業で知られる内田洋行の経営改革を取り上げたい。
バブル崩壊後、多くの企業が経営再建のために人材とコストのカットをトップダウンで断行したが、内田洋行はそれとは違ったアプローチをとる。ビジネスの第一線に立つ人材の持つ力を変革に最大限発揮すべく、まずは従業員に自律性を促す行動から始めたのである。
ファーストステップの実践事例として、同社向井社長(当時)がとった、いたずらに危機感をあおることとは違う、極めてユニークなアプローチに注目してみよう。(→全文(続き)を読む)











