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インターネットビジネスと法律

第1回

個人情報保護

監修:弁護士 古田 利雄(ふるた としお) プロフィール

最近新聞紙上をにぎわす個人情報の漏洩事件。みなさんも他人事とは思えないと頭を悩まされているのではないでしょうか。

関西のある市の市民情報が流出した事件。
この事件は、A市が委託したシステム開発を受託した会社の孫請のアルバイト学生が持ち帰った約20万人分の住民情報データをMOにコピーして名簿業者に販売したというものでした。A市側としては住民情報を持ち出された被害者であるはずが、最高裁まで持ちこまれたこの事件はA市に流出の責任を認めるという判断を下し、一人あたり1万5千円の損害賠償を命じています。

ある協会のWEBサイトから個人情報が引き出され、その入手方法が公表された事件。
この事件は、ある大学のB研究員がC協会のWEBサイトで使用されているCGIプログラムのセキュリティの脆弱性を突いてC協会に相談を寄せた方々の個人情報を不正に入手し、その入手方法をあるイベントで公表するとともに、その証拠として一部の方の個人情報を公開したというものです。
現在B研究員は不正アクセス禁止法で起訴されているとともに、C協会から損害賠償請求訴訟を起こされています。

『インターネットビジネスと法律』では、インターネットをビジネスで活用する際に、知っておくべきリスクなどを、法律的な側面から解説していきます。
第1回は、"個人情報の保護"について。個人情報の流出を引き起こさないために、ぜひやったほうがいいこととは、一体、どんなことだと思いますか…?

(2004年11月15日公開)

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