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ランチェスター戦略

第3回

占拠率が意味するもの

執筆:有限会社アクチャーコンサルティング代表取締役 岩月 康隆(いわつき やすたか) プロフィール

第1回は、あらゆる競争局面で1位である企業を強者といい、2位以下の企業は弱者であるという強者・弱者の判断基準を解説しました。そして第2回は、強者と弱者それぞれにおける取るべき戦略を「強者・弱者の戦略原則」と題して対比させながら解説をしました。
第3回目の今回は、占拠率、つまり市場占有率(市場シェア)というものが市場競争において、どういう意味を持ち、その占拠率の格差に応じてどういった戦略を組むべきかを解説していきます。

ランチェスター法則の結論

(1) 勝敗は敵・味方の力関係で決まる
(2) 戦闘は、兵力数と武器性能で変わる
(3) 強者は弱者に比べ常に有利な地位を占める
(4) 強者と弱者の戦略は根本的に異なる
(5) 一点集中攻撃が最も成果をあげる
(6) 敵との差別化が勝敗を決める
(7) 実戦では局地戦と確率戦を使い分ける必要がある

弱者は、必ず第1法則型の思考を持つべきであり、そういう場面・状況を設定して戦う。第1法則が適用される環境、つまり1対1の戦いである以上、同一条件下での戦いになり強者も弱者もなくなるのだ。

弱者は、第1法則の局面をつくって戦う ことに徹する

これに対し強者は、兵力数の多い方が圧倒的に有利であるから、
第2法則の局面で戦うことに徹する

ただし、この強者・弱者は各競争局面ごとに判断をする必要があるから、強者の戦略と弱者の戦略を組み合わせる技術が重要となる。 では、強者・弱者ともに何を数値目標に努力すれば地位が安泰となるのか、その目標管理数値が占拠率ということなのだ。

(2005年4月11日公開)

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