− 第46回 −
松下幸之助の販売大改革物語
「不況もまたよし 不況は改善、発展への好機である」
松下電器産業株式会社 創業者 松下幸之助氏

“経営の神様”と謳われる松下幸之助。大企業からベンチャーまで、多くの経営者が尊敬してやまないのは、一代で類まれな世界的企業松下電器を創り上げた経営者というだけでなく、多くの困難や苦労を乗り越え確立されたその独自の経営哲学に学びたい、という思いも強いからだろう。幸之助は半世紀を超える経営者としての経歴のなかで、何度も不況や危機に遭遇したが、常にそれを逆手にとってイノベーションを推し進め、次の発展に結びつけた。そのハイライトは、1964年(昭和39年)7月の「熱海会談」でやってきた。松下電器の販売施策への不満を抱え、全国から集まった200人の販売会社、代理店の社長を前に、幸之助は3日間たった一人で壇上に立ち続けて販売改革を訴え、ついに松下電器と販売会社、代理店との一致団結を取り付けたのだった。
(2007年9月10日公開)










