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私のキャリアノート

西澤潤一 第1回

闘い続けるわが独創人生

西澤潤一(首都大学東京学長) プロフィール

西澤潤一氏

光通信の三大要素の発明や半導体素子の研究で世界的に知られる西澤潤一さんの研究人生は、闘いの連続でした。終戦直後、東北大学の学生だった西澤さんは、荒廃した街を見て「独創による科学技術で日本の発展に貢献したい」と決心します。以来、信念を貫くため、世の中の理不尽と闘い続けてきました。あまりに独創的な西澤さんの発想は、当時の日本の学会からは受け入れられませんでした。それでも、数々の世界をリードする素晴らしい発明を世に送ることができたのは「愚直一徹に信念を貫いた結果です」と西澤さんは語ります。

西澤さんはこれまでの研究人生で「常識や定説を疑え」という態度を一貫してきました。これは、物事を縛る約束事にとらわれていては、真実を見抜くことはできないという考えからです。これが、独創につながるのです。

3回シリーズでお届けする今回の第1回目では、西澤さんの独創への思いや研究人生のスタートとなったトランジスタという“魔法の石”との出会いなどをお話します。

(2005年7月4日公開)

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