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私のキャリアノート

村上和雄 第3回

遺伝子の不思議が解き明かされてきた

村上和雄(筑波大学名誉教授 国際科学振興財団理事) プロフィール

遺伝子のらせん構造のモデル図

筑波大学の村上和雄名誉教授は、20年以上に亘って遺伝子研究に没頭してきました。3回シリーズでお届けする今回の第3回目では、遺伝子のまだまだ解き明かされていない不思議や謎を取り上げていきたいと思います。

人間の遺伝子は、凡人もノーベル賞クラスの天才もほとんど差がないということが分かっています。両者の間には、0.1%の差しかないそうです。また、常時使われている遺伝子情報は3〜10%にすぎないといいます。つまりあとの90〜97%は何をしているのか分かっていないのです。

村上教授は、この謎の部分に強い興味を持っています。この謎の部分に、生命の神秘を解く暗号があるかもしれないからです。教授は、遺伝子研究に深く踏み込むほど、人知を超えた「サムシング・グレート」、つまり「偉大なる何者か」の存在を想定せざるを得ないと語ります。そして、教授の探求は、生命の神秘からチベット仏教にまで及んでいきます。

(2005年2月21日公開)

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