深層中国 〜巨大市場の底流を読む
第36回
中国のバブルは崩壊するのか(2011年12月26日公開)
「バブルが崩壊するか、しないか」「するとすればいつか」といったことは、詰まるところ誰にもわからない。それがわかるのであれば、今の日本はこんなことにはなっていないだろう。米国だってそうだ。
最近「中国のバブルは崩壊するのか」と聞かれることが非常に多くなった。その背景には、ここ半年ほど、中国では大都市を中心にマンション価格の下落傾向が顕著になり、「いよいよ来たか」という感触が強まっていることがある。さらにその背後には、欧米や日本の経済環境がますます悲観的な状況になりつつあり、相対的に中国経済の持つ重要性が高まっていることがある。
私の見方を率直に言えば、中国のマンション(住宅)バブルは崩壊する(すでに崩壊しているかもしれない)が、それで中国経済が全面的に崩壊するような事態にはならない――といったあたりになると思う。いたって常識的な見方で、何も奇抜なことはないが、今回は、私がなぜそう思うのかといった話をしたい。 (→全文(続き)を読む)








