第8回
人間関係におけるハインリッヒの法則
ハインリッヒの法則については、ご存知の方も多いと思います。アメリカの技師ハインリッヒが、労働災害の事例の統計を分析した結果導き出された法則です。
「1:29:300」という比率で労働災害の発生確率を言い表しています。これは「同じ人間が起こした同じ種類の330件の災害のうち、300件は無傷で、29件は軽い傷害を伴い、1件は重大な傷害を伴っている」というものです。
よく安全活動などの中で出てくる「ヒヤリ・ハット」という言葉は、300件のヒヤリとさせられたりハットした潜在的傷害事故に遭遇した場合の心理状態をうまく言い表しています。
実際に私たちが車を運転していても、急に自転車が飛び出してきたり、無謀な車線変更で割り込まれたりしてヒヤリとした経験をお持ちの方も多いと思います。
つまり、1回の重大な事故の裏側には、29回の軽い傷害事故と300回のヒヤリ・ハットの経験があるのです。
今回は、人間関係にこのハインリッヒの法則を当てはめてみました。
(2006年6月19日公開)











