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ビジネスウオッチ&ディスカス(VSシリーズ)

第11回

GAP vs ユニクロ 前編

執筆:梛野 順三(ノンフィクション・ライター)

"ユニクロ"といえば、一時、社会現象にまでなり、国内の低価格衣料品ブランドとして定着しました。ブームが一段落した2002年秋、創業者の柳井氏が突如、会長に退き、玉塚氏が社長に就任したことも記憶に新しいと思います。2004年2月の中間期の決算では、純利益が前年同期比50%増の178億円まで回復し、客単価も以前の水準に戻り始めるなど、本格回復がささやかれています。
ユニクロが日本屈指のカジュアル衣料品ブランドならば、米国発の"GAP"(ギャップ)は、世界でNo.1の売上高を誇るアパレル企業です。商品のデザインから生産、物流、店舗、顧客まですべてを自社管理するシステムを確立するや、米国カジュアル市場を圧制。その後、グローバル戦略を進め、瞬く間に世界を制したといいます。
しかし、世界のギャップも、ユニクロには"手を焼いた"ようです。一方、ユニクロ側も、ギャップをはっきり意識しており、互いをはっきりライバルとして見据え始めたといいます。世界での戦いを視野に入れた、両社の戦略とは?日米低価格衣料ブランドの比較を試みます。

(2004年11月26日公開)

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