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ビジネスウオッチ&ディスカス(VSシリーズ)

第10回

楽天 vs アマゾン 後編

執筆:山崎 潤一郎(ITジャーナリスト)

両者を比較すると、オンライン・ショッピングの有名サイト、という点でほぼ同列に見える。だが創業時のビジネスモデルは天と地ほどの開きがあると言ってもいい。
楽天の基本はあくまでもモール(仮想商店街)である。楽天自体がモノを販売するのではなく、モールへの出店者を集め、モノの販売は出店者自らが行い、楽天はその出店料で儲けるというモデルである。したがって楽天は、モールのシステムや仕組みを提供すればよく、実際の店舗や商品在庫等を持つ必要はない。
一方アマゾンは、“インターネット上の本屋さん”としてネットユーザーに本を売ることを目的にスタートしたサービス。自ら物流センターというインフラを持つ必要が生じ、その莫大な投資が赤字続きの最大の原因となり、一時論じられた“アマゾン失敗説”噴出の根源となったほどだ。
両者のビジネスモデルを比較し、今後どのような戦略でビジネスの展開を図るのか予測する。

(2004年11月15日公開)

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