第4回
部下との人間関係を良好にする心理学

前回は、自分を正しく知るための「メタ認知」という概念についてお話しし、大変多くのご意見をお寄せいただきました。
第4回目は「部下との人間関係を良好にする」ことについてお話したいと思います。ビジネスにおいて、部下や上司との人間関係は大切ですが、これもやはり心理学を知ることで、円滑になるための手助けができるものと思います。
心理学は、大きく二つの分野に分けて考えることが出来ます。
一つは、これまで紹介してきた認知心理学の考え方を含めて、一般的な人間の傾向を見る心理学。それは、「実験心理学」と言われていて、観察やテストによって人間の心の傾向をつかんだり、大勢の人間を対象に実験を行うことで、人間にはどんな傾向があるかを考える学問です。
もう一つは、人間を個人として見た際に、相手がどんな人間かを診断したり、それによって心を楽にしてあげようとする「臨床心理学」といわれる心理学です。臨床心理学、とくにカウンセリングのようなやり方というのは、一対一の人間関係ではとても頼りになる心理学となります。
今回は、対人関係をよくしていくために、役に立つ心理学の考え方について解説します。
(2005年7月19日公開)











