− 第4回 −
付帯サービスの充実は業界の成熟度のバロメーター
前回ご紹介したFresh Directは、所謂「御用聞き」のアイディアをインターネットの世界へ持ち込んだものといえるビジネスであった。このように、あるヒットビジネスに対して外部企業が別途付帯サービスを行うというビジネスモデルは、その市場が大きくなれば当然出現するビジネスモデルであり、それはネットかリアルかを問わない。人々はより便利なサービスには対価を払い、そして市場はそれらを巻き込んで大きくなっていくものだ。
今回は、オークションサイトの最大手であるeBayを例に取り、周辺ビジネスでの成功をもくろむケースをご紹介したいと思う。
eBayは、日本国内ではYahoo!オークションなどに押され気味だが、しかし世界的な規模を誇るオークションサイトであることは改めて言うまでもない。さてこのeBay、ご存知かと思うがインターネットビジネスの創世記に出現したBtoCサイトである。eBayではオークションに出品するのもそして商品を購入するのはもちろん一般のインターネットユーザーだ。
全ての作業をユーザーが自身の手で行う必要があり、もしくはeBay側の用意するサービスであっても、各種の設定を自身で行うことは免れない。そして今では膨大な量の商品が取り引きされているeBayであれば、その付帯作業は購買側であれ出品側であれ、結構な手間となってしまう。そこで出現してきたのがこれらユーザー側への各種サービス代行ビジネスだ。












