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ネットワーク基礎講座

− Vol.4 −

通信コスト削減に加え、アプリケーション連携で
ビジネススタイル変革の原動力になるVoIP

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ソボQ いまさら聞けない、ネットワークに関する素朴な疑問に答えます。

Q
携帯電話はVoIPにならないんでしょうか?

A
なるとも言えるし、現状ではまだ難しいとも言えるのじゃ。

助手
博士、答えになっていませんよ。なるんですか、ならないんですか。はっきりしないと、合コンに行け…、じゃなくて、仕事がはかどらないじゃないですか。

博士
それがはっきり言うことが、難しいんじゃよ。いま言えるのは、将来は絶対できるようになるということじゃな。

助手
博士、そうやってはっきりしないから、奥さんに怒られてばかりいるんですよ。「今日のご飯はいるの、いらないの?」って…。

博士
おい、その話は、今関係ないじゃろ。だっての、現時点でできることは、「社内の無線LANと携帯型のIP電話機を使ってVoIPで内線電話を実現すること」までなんじゃ。VoIP構築の手法の一つにIPセントレックスがあるじゃろ。そのモバイル版が「モバイル・セントレックス」というもので、これは「無線LAN環境が整備されたオフィス内であれば、どこからでもVoIPを使って発着信できる」というものなんじゃ。すでに、いくつもの事業者からモバイル・セントレックスサービスが提供されており、利便性やコスト削減を目指す企業に注目されておるのじゃよ。

助手
でも、あくまでも「携帯電話に似たIP電話機」であって、無線LANがないとVoIPが使えないのでは、外出したときに困るじゃないですか。

博士
外出先では、公衆無線LANサービスを利用できるコーヒーショップなどからインターネットを介してVoIPで電話する手もある。屋外で利用できる広域の無線LANサービスに向けて実証実験を始める事業者もあるし、いずれ社内と同様に、社外でも無線LANを介した携帯型IP電話機を利用できるようになるはずじゃ。

 また、社内は無線IP電話(内線電話)、社外は3G(第3世代)携帯電話サービスに対応するデュアルモードの携帯電話機も登場しておる。ただし、携帯電話サービスの方はVoIPではなく、これが、現状ではまだ難しいということなんじゃ。ただ、そう先のことではないと思うがの。

助手
そうですか。よかった、よかった。これで、博士が研究所にいようが外出してようが、奥さんの電話をいつでも転送できますね。でも、待てよ。これって、博士が生きているうちに実現しますかね。

博士
バカモーン! 少なくとも、君が今日の合コンで恋人ができるより、早く実現することは確かじゃな。ホレ、今日は、残業じゃ!!

助手
ふえーんっ! 技術の明日は見えたのに、涙で僕の明日は見えましぇーん。


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