Key8. 開発 − 11 −
ファブレス
2.実践のためのポイント
ファブレスによって、「工場をもたない=市場志向・顧客起点になりえる」「はやく、やすくつくれるところを起用する=スピーディな事業展開が可能になる」! ファブレスとはマーケティング・ベースト・カンパニーを実現するための企業形態である。
実践ポイント1:身軽であることを武器としてスピード展開を図れ!
投資規模の大きい工場を持たないため、資金が固定化せず、リスクを軽減することがファブレスの強みのひとつだ。需要に応じた生産量の調整も行いやすく、スピード経営が容易になる。自社の工場で“つくれる製品”にこだわることなく、市場の変化の即応した“売れる製品”に重点を置いたスピード展開、これを可能とするのが、ファブレスだ。
実践ポイント2:ファブレスにマッチした製品を提供せよ!
ファブレスであるがゆえに、大量生産によるコストダウンのメリットは享受できにくい。さらにアフターサービスが必要な製品では、その委託先も必要になる。つまり、ファブレスには、半導体、PC、携帯電話などの“製品ライフサイクルが短い”“売り切り型”の製品が適しているのだ。
実践ポイント3:生産委託先を、製品特性に応じて使い分けよ!
他社からの生産委託を受ける専門メーカーをファウンドリという。製造水準も高く、多くの企業の製品をまとめて受託するため、製造コストも低い。各々のファンドリでは強い製品ジャンルを持っている。製品開発のスピードが速い製品において、いかに最強のパートナー(ファウンドリ)を選択するかが鍵を握る。
(2006年12月28日公開)











