Key8. 開発 − 11 −
ファブレス
1.ファブレスとは
ファブレスとは、「製作・組立」を意味する「fabrication」に「ない」を意味する接尾辞「less」をつけた 言葉で、直訳では「製作しない」「組み立てない」を意味する。自社で生産設備を持たず、外部の協力企業に生産委託しているメーカーがファブレスだ。自社は製品企画〜設計、マーケティング、販売などに特化し、生産を外部の工場に委託することにより、小規模メーカーでも生産設備を保有することなく、タイムリーに製品を市場に送り出すことができる。
補足説明
ファブレスが導入された背景と特徴
◆ファブレス導入の背景
1980年代のシリコンバレーにおいて半導体設計に特化した企業が、生産を日本企業に委託したことが起源とされている。当時の米国企業は、生産能力では日本企業に太刀打ちできなかったからだ。
◆ファブレスの特徴
・固定資産の投資負担が少なく、リスクが小さい
・身軽で、市場の変化に対応しやすい
・企画・開発に特化することができる
・製品に応じて製造先を選択できる
・幅広い企業ネットワークからの、新たなビジネス展開が可能












