次のビジョンを創造し実現するためのリーダーの思考法

ちょっと、多忙な仕事の枠組みに、自分の頭も心も嵌まり込んでカチカチに固まっている。確かに、こんな感じの時もありますよね。でも、周りはどうでしょう。周りも結構固まっていませんか。さらに、職場全体、会社、いや社会全体が肩凝りを起こしているような感触、ありませんか。
かつて日本には高度経済成長期ってぇのがあってさ、成長と明るい未来を信じて、皆で一緒に力強く歩んだものさ。先輩、上司はたまた親の世代から、懐かしくもまぶしそうに、そんな話を聞いたことがあるでしょう。逆に、部下や後輩に、そのように話した覚えのある方もおられるはずです。「よかったな」「うらやましいな」、確かに。
でも、よく考えてください。高度経済成長期のスタート時には、電気洗濯機も、電気冷蔵庫も、テレビも、クーラーも、当然ながら電子レンジも無かったわけです。ところが、現在は当たり前のように揃っていて、それは、それは、今のこの時代は便利極まりなく幸せなはず、なんですが・・・。
そこが問題なのです。つまり、便利極まりなく、しかし幸せが感じられないのはどういうことなのか、がです。それどころではありません。世の中には、娯楽や贅沢が溢れています。テレビチャンネルを回せば、いつでも、タレントさんが一生懸命私たちを笑わそうとしてくれています。それなのに、何故、皆が肩凝りを起こしているのでしょうか。それなら、もとの不便な生活から再スタートしましょうか。いやいや、シャワーや洗浄トイレのない世界は、とても耐えられません。ならば、もっと娯楽や贅沢を追求しましょうか。いえいえ、それでも幸せ感が増すような気がしません。困りましたね。
でもここで、ひとつ分かったことがあります。単に“便利、娯楽、贅沢”とは異なった幸せを創り出す必要がある、ということです。人は便利を、昔から求め続けてきました。娯楽も贅沢もかねてから存在しました。それが、幸せとは感じられなくなった今日、幸福感をもたらす、新しいビジネス・ビジョンの“創造”に挑戦していくことが、私達の役割ではないでしょうか。では、“創造”するには、どのように取り組みが求められるのでしょうか。これからの社会創造を担うビジネス・リーダーのために、このコラムが一肌脱ぎましょう。ひとつ、ひとつ、スキルを身につけることが出来たならば必ず、創造の蓋が開いて、明るい未来が飛び出すはずです。








