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2007/10/01

独立して価値を生み出せるか

SLの中での価値の創造と循環というお話です。実践して来たことをお話します。

長いこと間をあけてしまい申し訳ありません。目先の仕事に追われる日々だったのも確かなのですが、私自身がセカンドライフの世界に飲み込まれ、フィールドワークそのものの目的を見失っていたという理由が大きいところです。(いわゆるミイラ取りがミイラというやつです。^^)この間も、毎日欠かさず3時間以上は、セカンドライフにアクセスしていましたので、ご報告することは山ほどたまっていますので、また、どんどんお話ができればと思います。

以前に書いたように、私はセカンドライフの中で写真屋をはじめたのですが、これは大変によい体験になっています。当初の目的は、いろんな人(アバター)に出会って、ヒアリングすることにあったのですが、得られた体験は、もう少し深いものでした。つまり、セカンドライフというのは、リアルライフ並みに悩み、日々の生活の機微がある世界であることを、身を持って理解したのです。

先日、Wisdomの座談会の席上、NECの大畑さんから「マトリックス(映画)」のような世界はやってくるのでしょうか?と尋ねられたのですが、私は躊躇なく「いつになるか分からないがやってくるし、すでにはじまってる」と答えました。その裏づけとなる理由は、いくつかあるのですが「ひとつの独立した世界として、社会性や文化性が循環できそうだ」というのが、今回取り上げたいポイントです。

難しい言い方になってしまいましたが、要するに、この世界で生み出された価値が、この世界の中で消費され(あるいは外の世界に輸出され)、それによって「気持ち」や「経済」がこの世界の中を循環するか?ということです。私自身の試みは、「アバターの写真」を撮るという「サービス」と、その結果としての「写真」が、住民に感動や喜びを与え、その話を聞きつけて、次のお客さんがやってくるか?というものでした。SLをご存知の方は、知っていると思いますが、SLの中では誰もがピンボケや手ブレのない写真を撮れる「スナップショット」という機能があります。この大して差別化が出来ない表現行為に「価値」の違いを生み出せたら面白いだろうと…。

そんなわけで、いくつかの「作品」を掲載させていただきました。これらの作品のうち何点かは対価をいただき、また、商業用の写真に使われはじめています。


最終更新時間 2007年10月01日 11:42

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