中小企業BCPガイド出ました
中小企業庁から『中小企業BCP(事業継続計画)ガイド』が公開されました。
このブログでも以前紹介しましたが、中小企業庁では『中小企業BCP策定運用指針』を作成してホームページで公開しています。
今回はBCPの作成、普及促進のために「中小企業BCPガイド」が新たに作成され、公開されました。
BCPと防災対策の違いが明確に述べられています。
防災計画:従業員の生命と会社の財産を守ることが目的
BCP:会社が、緊急時に、限られた経営資源で生き抜くための計画
またBCPで何を決めるべきかポイントを絞って解説しています。
特に以下の3「取引先と予め協議しておくこと」は、大企業よりもリソースが少ない中小企業としてクローズアップされた扱いかと思います。
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1 中核事業を特定すること
2 復旧する目標時間を設定すること
3 取引先と予め協議しておくこと
・ 中核事業や目標復旧時間について顧客等取引先と予め協議しておきます。
・ 共通認識があると効果的な対策を打つことが可能です。緊急時、顧客との
迅速・円滑な連絡が肝心です。4 代替策を用意・検討しておくこと
5 従業員とBCP の方針や内容について共通認識を形成しておくこと
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P6からはBCPの有無による対応の差の比較がなされており、BCPの重要性とカバーすべきポイントがイメージできます。
P12からはBCP入門診断と称して自己診断表が掲載されていて「経営者の方は自己診断結果を参考にして下さい」と書かれていますが、問題は経営者がこのガイド自体を見る機会があるか、自分で診断するかです。
今このブログを読んでいる方はBCPへの認識の高い方なので、是非自分で診断して経営者に上申するような動きが取れれば、BCP導入促進の一歩につながるかと思います。
または、中小企業BCP策定運用指針を使って、BCPたたき台を作ってみればもっと良いのですが、そこまで行くには一つのハードルがある気がします。
BCPは一度作ったら終わりではなく、訓練を通じて中身をブラッシュアップして行くことが重要です。そのためには推進体制をきちっと作っておかないと、絵に描いた餅に終わります。
即ち、BCPを誰が推進するかということです。
大企業でも中小企業でも同じで、トップの意思決定が無いとこの体制も定まりません。経営企画機能に近い部門や防災計画を担当している総務部門などが、自己診断して経営者に上申する、もしくは情報システム部門がバックアップの重要性を唱える策として上申するなどの動きが必要かと感じます。
最終更新時間 2008年05月07日 13:07
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