緊急地震速報とBCP
気象庁が10月1日から緊急地震速報というものを一般に提供開始予定ですが、8/6に利活用の手引きが発表されました。
台風であれば、進路の予想が付くので、十分な準備を行うことも可能ですが、地震となると突然なので、いかんともしがたいです。
地震があるたびに思うのですが、地震の予知というものは本当に難しいものなのでしょうねえ。研究するにも事例を基にしなければならないが、小さな地震なら毎日起きているが、被害が生じる規模となるとめったに無く、研究そのものが難しいという話を聞いたことがあります。
となると、起こった後の影響をいかに最小限にとどめるかで、「緊急地震速報」が登場というわけです。
「緊急地震速報の利活用の手引き(施設管理者用)Ver.1.0」の策定について
このWebページには資料も掲載されていて利用イメージがつかめるようになっています。
防災訓練のマニュアル例も付いています。
BCP訓練で地震を想定した場合の初動部分として活用すると良いですね。
私もBCP訓練に何度か参加したことがありますが、マイクとスピーカを使って地震の発生を知らせるものです。やってみた経験では、アナウンスしても中々参加者の方は危機感がピンと来ないようで、机の下にもぐる、頭を何かで覆うなどの基本動作もすぐになされない場面がしばしばあります。
緊急地震速報の場合だと、猶予は10秒以内などタイムリミットが規定されるので、その時間内にいかに速く的確に対応するか、緊張感を持って訓練できますね。
BCP訓練では、避難した後にどうやって業務を復旧/継続するかが焦点になるので、人命確保だけでなく、重要データや機器、設備の保護も含めて対応できるように訓練できると尚良いかと思います(余裕があればですが)。
この緊急地震速報をテレビやラジオで聞くだけでなく、情報をネットワーク経由で入手して警報を鳴らしたりエレベータの運行を調整するなどシステム化して活用することも出来るようです。
既に色んな製品やサービスが提供されていますね(順不同です)。
つなぐネット、マンション向け緊急地震速報サービス「SCOOP」
気象庁のWebには、悪乗りしている業者への注意喚起として
「緊急地震速報」の受信装置の設置を義務化しているなどと話す業者にご注意ください
というメッセージも載っていますのでご注意を。
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BCPスキルを身につけてキャリアアップ
IT管理業務の一つとして「BCP 管理」という職種が求められるようになってきているようです。
ブログサイトを見ていたら、金融業界の会社でBCPに関わるIT業務の実務経験者を募集しているのを見つけました。
IT部門では、プロジェクトマネージャやSE、プログラマー、品質管理、標準化推進業務などが通常求められますが、昨今のBCPの重要性の高まりを受けてか、「金融機関においてBCP(業務継続計画)支援、データセンター構築等の経験がある方」ということで採用がかけられていました。
BC実現には、IT部門といえどもバックアップ技術スキルだけでなく、全社のBCPをまとめていくということで、ビジネス部門の重要業務の理解、ビジネス復旧のための仕組みづくり、拠点や事業部門単位のBCPとの整合/とりまとめなど、幅広い知識とマネジメント能力が求められます。
今、BCPに取り組まれている方は皆さん非常に苦労されているのではないかと思われますが、自身のキャリアアップや、このように転職の際の重要スキルとして活かせる時代がとうとうやってきたのだなという感がしました。
BCP関連スキルを公式なものとして表明するには、NPO事業継続推進機構(BCAO)が進めている「BCAO認定 事業継続初級管理者」取得があります。現在は初級試験だけですが、今後は主任資格など上位のものも拡充されていくようです。
初級試験は始まって間もないこともあって、申し込みが殺到し、毎回満員で中々受けられない人もいらっしゃるのではないでしょうか?
いずれにせよBC関連業務に従事して会社や社会に貢献すると共に、個人にもメリットがあるような環境になっていくことは良いことですね。










