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2009/07/23

おまつりにもやもやするオレ

昨日は46年ぶりに、日本国内で皆既が見られる日食だってことで、世間はそーとーもりあがってた。

悪石島とか暴風雨になっちゃったのも、うらやましい良い思い出なんでないのとか思う。皆既の暗闇は体験できたみたいだし。

だけど、昨日の日本全国のおまつり気分に、オレ的にはなんとなく煮え切らないもやもや感があるのね。

日蝕、すごい、みたい、という気持ちはわかるのよ。
わかるんだけど、皆既じゃない部分食ってのは、わりとよくあること。
曇り空にかすかに顔を出した日蝕の様子を、すごく貴重なものを見られて嬉しかったって感じている人が多いみたいなんだけど……

天文ファンだったことがある人ならわかると思うけど、部分日蝕なら、まあ10年に1度くらいは自分の住んでいるところで見ることができるんだよね。
現に、2012年5月21日に東京を含む日本各地で金環食が見られるから、部分日蝕もこのときにまた見られるし。

オレ自身は昔から天文が好きだったから、朝方太陽が欠けたまま登ってくるとか、世間ではたいして話題にならなかった部分日蝕も、過去に何度もおもしろがってみてきている。

ピンホールカメラの原理で、木漏れ日が欠けて見えるって話も、過去の日蝕の時に何度もみんなに話したことあるのよね。部分日蝕で面白い物が見られるとするとそれがいちばんだから。

で、今回、世間の多くの人が素晴らしいもの見たっていう。

オレが好きなものを、みんなが良いよねっていってくれるのは嬉しいような気もするんだけど、でも、オレがおもしろがっているようにはおもしろがっていないのは明らかなんだよなあ。そこに、何とも表現の難しい決定的なずれを感じてしまう。それがなんとなくもやもや。

皆既を見に行って見られた人、見られなかった人が、あれは凄かったよーってもりあがるのはそうなんだと思う。でも、部分日蝕はそこまで凄いもんではないんだよなあ。

なまじ知識があると、そこでおもしろがるのはまだ早いとか感じるんだけど、普通の人はオレが思うほど深いところまで知っておもしろがりたいとも思っていないんだろうなあという一抹の寂しさを感じたり。

オレも齢50を重ねてさ。みんなが喜んでいるときに、いや、部分食ってめずらしくないから、みたいな水をかけるようなことをいうのは憚られることは、やっとわかるようになったのよ。本質的におたくだから、そういうことはなかなかわからないのね。でも、おれの気持ちのやるせなさはどうしたらよろしいのでしょうか。

大人だから飲み込んどけばいいんですね。はい、その通りです。ここに書いちゃったけど。でもさみしい。

月食はみんな見たことあると思うけど、頻度で言えば実は月食より日蝕のほうが多いのね。ただ月食は、地球の夜の側全域で皆既を見ることができる。一方、日蝕は皆既が見られる地域がすごく狭い。だから日蝕のほうが希なような気がするだけ。

だから、その気になって世界のどこでも行く覚悟があるなら、皆既日蝕を見ることもそんなに難しい事じゃない。

そして、皆既というのは、別格なんだよね。
皆既の時には空はホントに暗くなり、星も見え、地平側は赤く染まり、コロナも見える。オレは見たことないけど、いつか見られたらいいなとは思っている。

最終更新時間 2009年07月23日 17:03

鹿野さん正直すぎますw

でもいっつも一言多くてホントのことをポロっとバラしちゃうあたりがツボなんですよねー。

サイコーですw

投稿者 もりのひと : 2009年07月24日 00:23

鹿野さんこんにちは。

僕もいわゆる天文オタクなのですが、一昨日の日本列島はなかなか楽しかったです。太陽や月って、毎日のように目にするのに、こんなに知られていないのかとも思いました。

皆既をちゃんと見たかったのですが、日食については所詮ルーティンな現象で、時計の短針と長針が重なる程度に思っているところもあり、0時00分を逃がしても1時過ぎにまた見ればいいかと、今回はおとなしくしていました。(木星に大きな彗星が衝突したらしいってニュースの方がどきどきしました^^)

…とは言え、一生に一度の天文現象みたいなものは、誰もが積極的に体験していいんじゃないかとも思います。僕にとっては2001年のしし座流星群がそれで、早めに冥土の土産をもらった感じがします。

投稿者 よしざわ : 2009年07月24日 14:38

鹿野さんのとはちょっと違うかもしれませんが、自分の場合は「何でもっと騒がないんだよ~」とかが多いです。
上の方が言っておられる木星のシューメーカーレビー彗星が木星に衝突した時なんて、騒いでたの周囲でオレ一人でした。

今回の日食も周囲の反応は結構淡白でした。
「NHK観た」とか言ってるのに外で見ようとはしないんですよね。
名古屋だから割と綺麗に見られたのに。

センス・オブ・ワンダーなんてのはもう死語なのかしら。

投稿者 とも : 2009年07月27日 13:34

^^ シューメーカーレビーのことじゃなくて、この話です。
http://www.asahi.com/science/update/0725/TKY200907250238.html

投稿者 よしざわ : 2009年07月29日 21:23

>よしざわさん

すんません。m(__)m。そういえば直近の話題はそちらでしたな。
ちなみにそれも自分一人で騒いでました。

投稿者 とも : 2009年07月30日 09:56

天文ファンが面白いと思うことの多くが、世間の多くの人にピンと来ないってのはまあしょうがないとおもうのね。

でもなんか、言葉としては誰もが知っているような有名なことだと、すごく浅いところでみんな面白ーいというので、ホントにこの面白さがわかってるの?ってずれを感じるのよね。

何年か前の獅子座流星群は素晴らしかったけど、あれ以来ペルセウス座流星群の極大のたびに流星群!!ってよろこぶ素人がいてなんだかなーとか。

ペルセウス座流星群を数えたり放射点を確認するのはもっとストイックな行為だっつーの。それとおなじで、部分日蝕も、もっとこう、うん、確かに欠けてるなと確認するくらいのもので、騒ぐようなこっちゃないと思うんだけど。

投稿者 鹿野 司 : 2009年07月31日 06:42

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