ころばない犬
ボストンダイナミクス社のBigDogというロボットがある。
まずはyoutubeのビデオを見てみてね。
これを見ると、そのすごさは一目瞭然。
たぶんロボットという物に対する、イメージが大きく変わるんじゃないかな。
何故このロボットは、これほど生き物っぽいのか。
その仕組みについては、robot watchに記事を書いていので、良かったら読んでみてね。
鹿野 司の「人生いろいろ、ロボットもいろいろ」-BigDogの秘密にせまる-
記事の中では書いていないけど、BigDogとアシモの違いは
アシモは原理的にミリ単位以下の正確さで動ける。
指示した場所にぴたりと止まることができる。
ただし、外乱には凄く弱い。
BigDogには、正確な動きは無理。
しかし、よたよたしながらでも、どんな条件でも動ける。
BigDogは外乱をものともしない。
アシモは量産可能。
BigDogは個性的な存在。
アシモのような、王道的なロボットは、量産して同じプログラムを与えれば、その通りに動く。
でも、BigDogは、たくさん作った場合、きちんと歩けるようになるには個々の体をどう使いこなすか、ある程度学習の時間が必要だと思う。(予想だけど)
どんなに高精度の量産技術をもってしても、100%同じ物を作ることは不可能で、ギアの微妙な遊びの違いとか、関節の硬さとか、小さな違いは無数にある。
つまり、個々の肉体の特性は違うワケで、それを物理的な現実の世界の中で動かして学ばないと、あれほど凄い動きはできないんじゃないかな。
ただ、あらかじめ、どのていどのものが組み込めて、どの程度が学習に頼らなければいけないかは、わからない。ものすごく学習が必要となると、一点物みたいになっちゃうけど、最初からあるていど歩けて、それを学習で選りすぐれた物にできるという程度なら、工業製品として使えるだろう。
産まれたばかりの馬や牛は、わりとすぐに立って歩けるけど、最初はやっぱりふらふらだ。でも、成長に伴って、より速い走り方や、より複雑な地形への対応などを学んでいくのだろう。
そんなかんじで、産まれたBigDogを、しばらく牧場みたいなところで訓練すると立派に成長して、役に立つようになるとかね。でも、その場合、個性も出てくるはずで、このBigDogは足が速くて優秀だけど、こちらBigDogはちょっと怠け癖があるねとか。
あと、アーリーバージョンも見とく価値ありよ( ・∀・ )
最終更新時間 2008年05月27日 06:58
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ディープなところで連載されてますね~。鹿野さんの文章を読める機会が増えてうれしいです。
ロボットの話題のどこが面白いって、僕みたいな基本的に文系知識しかない人間にとっては、やっぱり開発を通して見えてくる人間の姿なんですよね。開発にかける情熱ももちろんですが、製作する上で必要になってくる制御、動作機構の解明に驚かされることが多いです。
そこに至るまで多数の軌道を描きながらも収束する一点を捉えて制御する技術を「コツ」と呼ぶ。しびれますね。
BigDogのベータ版も笑わせていただきました。
投稿者 もりのひと : 2008年05月28日 01:04
ある学会支部会誌の編集委員もしていますが、アシモ発表直前に生みの親であるホンダの広瀬氏に、また愛知万博へのレスキューロボット展示でロボット自身がいなかった中を第一人者の神戸大学大須賀先生に取材した関係で、「くねくね科学探検日記」およびビデオを大変興味深く拝見させていただきました。ホンダの二足歩行ロボットは当時の科学者・研究者の常識を超え世界を驚かせましたが、「BigDog」はそれを上回る驚きというか感動を受けました。
今度は、初の海外取材か!?・・・
ありがとうございました。
投稿者 近藤 和博 : 2008年06月02日 10:23
wisdom編集部御中
タイツを履いた2人の人間が演じているBigDogの「アーリーバージョン」はロボットではありませんので念のため、と注意を喚起するならまだしも、見とく価値ありとはどういうことですか?画像を見れば察しがつくでしょう。腹立たしい限りです。それともおふざけなのですか?鹿野氏のコメントを聞かせて欲しい。
投稿者 腹に据えかねるロボット : 2008年06月09日 11:14
顔文字も付いてるし、冗談に決まってるでしょう。
画像見れば誰でも一目で察しは付くわけで。
投稿者 ユーモアの分かるロボット : 2008年06月09日 14:42










