オンラインRPGの明日はどっちだ
しばらく前の世界びっくりニュースで、オンライン・ゲームに登場するヴァーチャル武器を、勝手に売り払われた事に腹を立てて、友人をぶすりと刺し殺しちゃったってのがありました。
オンラインのロールプレイング・ゲームのレアアイテムは、獲得するのに膨大な時間と労力を要するので、この人が心底腹を立てたというのはよくわかる。まあ、刺しちゃいかんけどね。
また、それだけ希少価値の高いアイテムだから、リアルマネーで取引されるということもワカランではない。
これって、ゲームのヴァーチャル世界と、リアルワールドが交錯するという点で、なかなか面白い現象だと思うんだよね。
もっとも、このヴァーチャル・アイテムの現金売買というヤツは、あまりカッコいい事ではないという認識が一般的だったんじゃないかと思う。
こんな形で現実とゲームが入り交じるなら、いっそのことゲーム会社とコンビニとかが組んで、現実世界で商品を買うと、ゲーム世界でもそれが反映すると面白いかも、なんて昔考えた事がある。
たとえばコンビニでハンバーグ弁当を買うと、ゲームの中でもそれが食べられるわけね。旅の装備は、コンビニで売っているものを巧く組み合わせて使う。軍手をはめると守備力アップ、ゴム引き軍手は守備力が高いとか……。
ところで、パソコンゲームの世界(プレステ2などのコンシューマー・ゲームでない、パソコンを使ったゲーム)では、今やオンライン・ロールプレイング・ゲームが花盛りらしい。と、いうよりも、それ以外のゲームはほとんど売れず、新作が登場しなくなっているという。
最近のオンライン・ロールプレイング・ゲームの傾向は、プレイの料金をタダにしていること。そうでもしないと、ゲームの会員を集められないのだという。
では、どうやってお金を取るかというと、なんとレアアイテムをリアルマネーで販売するんだそうだ。
無料のゲームだと簡単に10万人くらいの人数は集まるらしいから、そのうちの何割かが月数千円でアイテムを買ってくれれば、従量制のゲームとあまり変わらない売り上げになるってことだろうか。
こういうシステムなら、殺人事件が起きるほどヒートアップする事もないだろう。
しかし、ロールプレイング・ゲームの楽しみは、ダンジョンを旅して苦労の末アイテムを得る事にあるんじゃないのか。
まあ、今のオンライン・ロールプレイング・ゲームには、それ以外の様々な楽しみがあるのは事実だけれど、果たしてこんなシステムで楽しいのかなあ。
最終更新時間 2005年04月20日 16:34
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いつも楽しく拝読しております。
オンラインゲームに関して、リアルマネートレード(RMT)の是非はともかく、それが中国とかで仕事として行われている現状がある意味凄すぎると思います。主要な顧客はアメリカ等らしいのですが、日本も有望な市場とか、留学経験を生かして日本向けにきめの細かいサービスを心がけるとか。(2005/04/20毎日新聞朝刊)
ゲーム運営サイドから考えれば、他者に非合法で行われるより商売として取り込む、という発想はある意味アリかもしれませんね。そのうち経験値まで買えたりすると、もはやゲームという体裁も疑わしくなりますが、実はオンラインゲームの別側面としてコミュニケーション・ツールとしての役割がありますから、悲しいことに仮想現実でも良い格好をするためにはそれなりの投資が必要であるという結論になるような気がしてなりません。
投稿者 髭 : 2005年04月21日 03:03










