wisdom Business Leaders Square
ビジネスに役立つ「次の一手」をあなたに
ビジネス用語辞典 Wisdomブログ

経営戦略 成功ストーリー マネジメント ビジネススキル ITトレンド IT講座 マーケティング ちょっと一息

2005/03/17

方向感覚のふしぎ

 ぼくは自分のことを、かなりの方向音痴だと感じている。
 道を歩いているとすぐに東西南北がわからなくなってしまうし、地下鉄の駅から出て目的地はあっちだなと思っても、まず正しい事はないからだ。

 それだから、知らない場所に行く時は、方位センサーつきの腕時計とか、ハンディGPSのようなメカが手放せない。

 もっとも、地図を見ながらなんとか目的地にたどり着く事はできるし、ロール・プレイング・ゲームの地形の中では、迷子になる事はないので、そう深刻な方向音痴ではないのかもしれない。

 でも、ぼくの友人たちのなかには、抜群の方向センスを持った人が何人もいて、それがとても羨ましい。

 たとえば、漫画家のとり・みきは、初対面のほとんど誰とでも、その人の地元の道の話題で話をあわせることができる。
 それというのも、彼は色々な場所の地図がアタマの中にイメージとして入っていて、その人の住んでいる場所を聞くと、だいたい近くに何があるかがわかるのだそうだ。
 自動車を運転したりしないのに、この地理記憶力は驚異的だと思う。

 それから、運転がメチャクチャ巧い友人-助手席に乗せてもらうと、時速200キロを越える速度でも加減速が滑らかで、速さを全く感じさせない-は、知らない道でも、基本的に迷う事がないという。
 彼の場合、知っている道がそもそも、もの凄く多い。しかもそれは、ある建物の次にこれがくるといった具合に、画像としてインプットされているらしい。だから、知らない道でもしばらく走っていると、知っている建物が出てくるので、自分の場所がわかるのだそうだ。

 それからイラストレーターの横山功さんも、一度行った事がある道は決して忘れなくて、実際、1年前に一度だけ行ったことがあるヤヤコシイ道でも、自信を持って案内することができる。

 こういう人たちのアタマの中は、一体どうなっているんだろう。おそらく地理のイメージを、画像としてかなり明確に持てているのだろうと思う。ただ、人によって俯瞰した地図の形でイメージを持っているケースと、次々現れる場面のイメージで覚えている人と、少なくとも二通りがあるような気がする。

 ちなみに、ぼくの場合は、そういうイメージが本当におぼろげにしかない。行き慣れた場所については、場面の順番のイメージでアタマの中に入っているような気もするけど、かなり曖昧なのだ。だから、地図とかGPSのお世話にならないと、マトモに目的地にはつけないのでした。

最終更新時間 2005年03月17日 15:48

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.blwisdom.com/mt/trackback/99

現在地を把握して進行方向を決めるためには、「方向感覚」が大事ですよね。私は、こっちだと思ったら逆だったりする事がかなり多いです;; ご友人の方々はうらやましい特質。最近ちょうど方位磁石を買ってしまいました・・・

方位を特定するには、どの角度を向いているかを相対的に積み重ねて現在の方向を特定する方法と、知っている場所から即方向認知を微修正していく方法と両方があるのかな。

ヒトの頭の中身(ロジック)って、考えてみるとイロイロ違うんですねぇ。オモシロイ!

投稿者 to : 2005年03月18日 10:12

こういうお話は大好きです。
私(40歳)も画面派です。
一度行った場所はかなり忘れず、子供の頃は記憶を頼りにふらふら出かけてしまったために何度か親を心配させたものですが、問題は横山さんほど保存能力が高くないことと、一度行った場所に間違えていってしまった場合、二度目も必ず間違えたルートしかとれないこと、さらにランドマークが変わったとたんに道に迷うことです。だから夜はかなりやばいです。地図を読むのは好きだけど。
頭の構造が多少異なるうちの息子(4歳)は、やはり一度行った道を決して忘れず、だまくらかして現地に連れて行くことができなかったり、道を換えると怒ったりしますが、いわゆる普通の娘(8歳)は、駅まで徒歩15分の道が未だによくわからないようです。
多分、処理する場所が違っているんだよなあ。おもしろいなあ。

投稿者 U子 : 2005年03月20日 10:04

3エントリー連続コメント。
こういう「一見同じように思えても、実は頭の中では人によってまったく別の方法で処理されている」といった話はもちろん研究されているんですよね?脳とか認知科学(?)とかで。
鹿野さんはきっとそうした研究を踏まえた上で、分かりやすい形でBlogとして書いてくれているのだと思いますが、こういった話題に興味があったらどんな本やサイトから読むべきでしょうか。
ってこんな昔のエントリのコメントは読まないかな。

投稿者 Enceladus : 2005年07月05日 17:07

コメントしてください




情報を記憶しますか?


※必ずこの『Wisdomブログ利用規約』をご一読いただき、同意された上で投稿して下さい。