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2008/09/08

ITサービス継続ガイドライン

経済産業省から『ITサービス継続ガイドライン』が公表されました。

パブコメ募集がかかった時に紹介した覚えがあります。正式版が公開されたということですね。いろいろと参考になります。

今日もう一つ紹介したいのは、日経新聞9/2の「経済教室」『国際標準化で主導権握れ』。大阪工業大学の平松教授の書かれた文です。
・国際標準化への取り組み、日本企業遅れる
・国際標準化機関での議論、日本が主導せよ
・通信事業者だけでなく、メーカーも参加を
編集者はポイントとして以上の3点を挙げていますが、私が感心した部分とはズレているので別のことを書きます。

《では、企業は具体的に何をすべきなのか。一言でいえば、自社の商品の市場を広げてシェアをとるために、自社の商品規格のどの部分を標準化の対象とし、どの部分を競争の対象とすべきかを徹底的に考え、自社商品の普及・競争戦略を立てることである。》
記事にはこのあと自動車と携帯電話の例が出ていてます。前者では《斜体のサイズや形状や重量、エンジンの出力》は規格の対象になるが《信頼性、寿命、燃費》は競争になるということ。携帯の場合は《サイズや形状については、それほど厳密な規格はなく》、《携帯電話が発する音声情報を含めた一つ一つの信号が世界中で相互接続できる》ための規格は厳密に規定されていることです。

筆者によればDVD規格をめぐって繰り広げられた規格競争では、《DVDの分野で、情報記録方式は標準化対象の典型であり、本来協調すべきであるのに競争してしまった》ということのようです。
なるほどね。

国際標準について、こういうふうに少しひいた場所から俯瞰したことがないので、私には新鮮に感じられました。しかしですね、何と言うか、こんな工業規格っていうのか、そういうきっちり決まってないとどうしようもない規格ばかりじゃないですね。マネジメント規格(9000,14000,27000,20000など)では、規格策定を目指す際に、規格とすべき部分と競争にすべき部分の区分けがつきそうにありません。
こういうのは、どのように考えるべきなのでしょうねぇ。

最終更新時間 2008年09月08日 17:00

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