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2008/02/01

神経経済学

《神経経済学とは、行動だけからは分からない人間の意思決定の仕組みを脳科学の手法を用いて明らかにする研究領域である。》

えーーー。
日本経済新聞1/14の経済教室エコノミクストレンドの『脳の特性から経済を解明』の一節です。

なんか、科学の進歩には驚くべきものがありますね。
fMRI(機能的磁気共鳴画像装置)というのを使うと、《人々が経済的な意思決定を行う際、脳のどの領域が働いているかがわかるのだ。》そうな。

《伝統的な経済学は、人間は合理的に行動すると考えてきた。》
まあ、そんな風にかかれちゃうと、「そんなことはないだろうなー」と私なんかは思っちゃう。そう、どうもそうではないというのが、かのfMRIで分かるのだそうな。単純化すると《人間は常に理性的な判断に基づき意思決定しようとしているが、これに反し近い将来の利得は情動的な反応を促し、意思決定を左右してしまう。》と。
別に先端技術の力を借りなくても、私に聞いてくれるだけでいいのに。(笑)

《さらに、近年の経済学の研究成果で脳の発達に関する脳科学の知見に基づいた注目すべき研究もある。》
どういうことかろいうと、《家庭環境に恵まれなかった子どもに、学校教育以降でのみ援助しても効果がなく、就業前段階での援助と組み合わせることが重要》というようなこと。《特定の年齢層で発達すべき能力が適切に発達しないとその後の教育効果は小さい。》《再チャレンジは重要だが、その成功の素地は幼少期に決まってしまうのである。》
就業前の段階がそんなに重要だなんて。子を持つ親としては、大丈夫だったかしらと心配になってしまうほどです。

それにしても学問の垣根を超えた成果というのには、そもそもの発想がとっぴなだけに本当に驚かされますね。

最終更新時間 2008年02月01日 19:30

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