ダライ・ラマ14世
各紙の報道によると、米大統領はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマと30分ほど会談したという。
ダライ・ラマのダライとは大海、ラマは師。一種の称号です。
チベット仏教の最高指導者。「最高」「指導者」と認められる方法というのは、いくつかありますね。
・世襲で決まる場合
・選挙で決まる場合
・話し合いで決まる場合
決まり方は他にもあるかと思いますが、すぐに思いつくのはこんなところでしょうか。でもダライ・ラマの決まり方は違います。
教えによると、人は亡くなるとバルドトドゥルと呼ばれる状態を49日過ごす。それで現世に生まれ変わると。(たしか、こんな感じ)
ダライ・ラマもまた、先代が亡くなった後、広い中華圏のどこぞに生まれ変わります。それを必死になって探し当て、一種のテスト(先代の持ち物を覚えているかどうか等)をパスしたら晴れてダライ・ラマと認められます。
現在のダライ・ラマは14世。この、まこと数奇な運命を背負った方の自伝や、各種書籍がありますので読まれるとよいと思います。私自身はチベット仏教とは無縁ですのでそういう動機からではありませんが、お勧めできます。
注目したいのは、ダライ・ラマと認められた少年が、1959年にポタラ宮殿を後にし、インドに亡命。平和を説いてついにノーベル賞を授与されたという事実。いくら生まれ変わりとはいえ、一人の子が文字通りの最高指導者に育つということは、これは「教育」の勝利と言えるのではないかと思うんです。
私なんかだったら、(生まれ変わりを信じるかどうかはさておいて)「あなたは誰それの生まれ変わり」と言われて、それでいくら豊かな教育を受けたとしても、ノーベル賞を取れるようにはなれそうにありません。
夏の暑い時期に入ると、水分をすぐに欲しがるので前世はカッパなんじゃないかとふざけられたことがあります。カッパの生まれ変わりじゃぁ、ノーベル賞は無理ですね。
最終更新時間 2007年10月18日 15:30
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