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2007/09/18

忘れっぽい

今週の『モードの方程式』9/14日経夕刊から(またも!)。

「あれ」「あの」・・・と、一時的に名前を忘れてしまうことがよくあります。記事によると《レソロジカ(lethologica)という。ことばが一時的に思い出せない症。》というのだそうです。
さっそくいつも愛用させていただいている英辞郎に問うと、lethologiaという単語が登録されていました。

lethologia
【名】
使いたい言葉{ことば}が忘れてしまって出てこないこと◆【語源】ギリシャ語の letho-(忘れっぽい)+ logos(言葉)

《ギリシャ神話にでてくる忘却の川レーテに由来する。よみの国を流れるその川の水を飲んだものは、一切の過去を忘れるという。》なるほどなるほど。

"at the tip of one's tongue"または"on the tip of one's tongue"という言い方があります。これで《〔思いだそうとしている名前{なまえ}・言葉{ことば}などが〕口先{くちさき}[のど]まで出かかって(英辞郎 より)》という意味になります。《It's on the tip of my tongue.(英辞郎 より)》のような使い方をします。

"at the tip of"は「~の先端で」という意味で、"at the tip of a peninsula"は半島の突端という意味になります。だから"at the tip of one's tongue"は「舌の先」。日本語では「のど」なので、ずいぶんと位置が違います。
でもこういう慣用的表現と比べて"lethologica"とは、ずいぶんと高尚な感じのする単語ですねぇ。

冥界の神ハデスのところに、ケルベロスという頭が3つある犬がいます。ハリーポッターの第1作にもでてきてましたね。この犬、いわば地獄の門番なんですが、3回だけ出し抜かれます。ヘラクレスに羽交い絞めにされたとき、オルフェウスの竪琴の音に酔ったとき、それとヘルメスにレーテ川の水を飲まされたときです。

ずいぶんと効き目があったということでしょうか。

最終更新時間 2007年09月18日 10:00

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