SaaSはASPを超えた
とある会議で北原佳郎氏とご一緒させていただく機会があって、
『SaaSはASPを超えた』北原佳郎 著(ファーストプレス)を読み始めました。
SaaSやASPは名前は知っていたんですが、その定義というか、違いが説明できなかったので、私にとっては渡りに船みたいな本でした。
掲題の書籍の冒頭の一文です。
《SaaSとは、「ベンダーが所有し稼動させているカスタマイズされたソフトウェア機能を、ユーザ企業がネットワーク経由で利用するサービス形態」をいう。》
SaaSとASPとの違いについては、マルチテナント、柔軟なカスタマイズ性、高度な操作性が実現できるという点のようです。中でも《ユーザ企業の利便性に関する最大の違いは、「カスタマイズできるレベル」である。》とのこと。
これまでITサービスを利用しようとすれば、コンピュータを所有しなければならなかったわけですが、「所有」と「利用」が分離できる時代が到来し、「利用」だけが可能になった。ASPとして提供されるサービスはこれなんですが、これがさらに進化してSaaSになったということなんだと理解しました。
利用者はITサービスとして利用するので、SaaSのプロバイダは、ITサービスプロバイダ。そのマネジメントにはITILやISO/IEC 20000が使われる(べき)ということなんだと思います。
ASP/SaaSが今後隆盛になっていけば、利用者はASP/SaaSのプロバイダの選択に際して、ますますITILやISO/IEC 20000、あるいは情報セキュリティについてはISO/IEC 27001を重視していくことになるんじゃないでしょうか。
うーーん、いいストーリーだなぁ。早くそうならないかなぁ。
最終更新時間 2007年08月30日 20:00
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