空港の国際戦略
という記事が、昨日(8/27)の読売新聞朝刊「地球を読む」のシリーズに載っていました。
この記事(伊藤元重 東大大学院教授)によると、《アジアにおける国際線の乗降数で、すでに成田空港は香港やシンガポールの後塵を拝している。アジアの主要国はいずれも猛スピードで空港の拡張を進め、空の様相は大きく変化しようとしている。》とのこと。
昨日紹介したバンコクのスワンナプーム国際空港もこういった大きな流れの中の一つなのだと思います。
そういうトレンドの話と、実際にそういった空港を目の当たりにすると、実感として国際競争力を付けつつある国と、失いつつある日本みたいな像がかすめて、ちょっといやな感じがします。
《世界の空のネットワークは、ハブ空港を経由して多くの空港(スポーク)に行けるというハブ・アンド・スポークという形で発展してきた。》
だからどの国でもどでかい空港を用意するんですね。ビジネスを考えたら、こちらの方が効率的です。ビジネスというのは、3者。
・空港を運営する側:大きい空港を作って各国から呼び込み、集中的に管制できる
・飛行機会社:国際便はハブ空港に集約できるし、国内便はハブ空港からの便をまず確保すればよい
・利用するビジネスパーソン:ハブ空港便(各国の第一の都市であることが多い)も、地方都市への国内便も確保しやすい
この方が効率的なわけです。
でもそのおかげで、「現地直行便」のような便は減ってしまっているというのが現状だと思います。
ビジネスパーソンはハブ・アンド・スポークでいいのでしょうけれど、私みたいなチャラチャラお遊び組が利用するには、いちいちトランジットが入って面倒です。
《ハブ・アンド・スポークは今後とも重要であるが、一方で「時代はポイント・トゥー・ポイントに移りつつある」という見解をする専門家も増えている。》
個人的には、こうあってほしいです。
私は単に、アジアのリゾート地への直行便で行きたいというだけなんですけどね。
最終更新時間 2007年08月28日 15:30
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