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2007/06/01

決定過程の伝達に必要な記述項目

『決定学の法則』畑村 洋太郎 著(文春文庫)のp.60から《決定過程の伝達に必要な記述項目》の説明があります。

決定の過程を伝えることの必要性や重要性は、何回か前のブログで同書から引用させていただきました。著者はさらに踏み込んで、《決定過程の伝達に必要な記述項目》にはどんな用件があるか列挙しています。8つです。

(1)決定内容
(2)背景と動機
(3)要求機能と制約条件
(4)考えの筋道と迷い
(5)実現の過程と結果
(6)省察と評価
(7)知識化
(8)関連事象と連想

内容は書きません。是非とも原著を読んでいただきたい。価値は十二分にありますよ。
で、それはさておき。 ・・・最近この展開が多い・・・

文書にこの《決定過程の伝達に必要な記述項目》が必ず書かれていたら、世の中の書籍類は、特に専門書なんかはとても読み易いものに大変身しますよね。
どうにか「《決定過程の伝達に必要な記述項目》を記載した文書を残さないとならない」と強要することはできないものでしょうか。

例えばですが、規格(例えばISO9000とか)の認証取得を目指す組織があったとして、そこでは「ポリシー」設定が重要な意味を持ちます。そういった重要な項目に関しては、《決定過程の伝達に必要な記述項目》を含む記録を残さなければならないと規定しておく。

これ、すごい良いアイディアだと思うんだけど。ダメですかね。

もうちょっと書き足すと、《決定過程の伝達に必要な記述項目》の上記8項目それ自体をISO規格にしちゃう。決定過程記述規格。

Knowledge Managementで蓄積する知識には、必ず《決定過程の伝達に必要な記述項目》を付加しておく。出た!Knowledge Managementの新しい展開。(自画自賛)

議決事項には必ず、《決定過程の伝達に必要な記述項目》を含む付属文書(議事録に近いかもしれないけれど)が付随する。これを励行する議会はISOxxxx認証を受けちゃう。「ISOxxxx認証済み議会」なんちゃって。国民もこれで納得。

そんなわけないか。。。

最終更新時間 2007年06月01日 17:45

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