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2007/05/17

何を元に審査を行うのか

ISO/IEC 20000は、英語で書かれていています。

1) 認証機関を誰が認めるのか
2) 実際に認証する審査員のスキルはどうするのか
3) 認証の基準には何を使うのか

の3番目。今日は「認証の基準」に使用する規格書の話です。

ISO20000は英語なので、英語の得意ではない人は審査員にはなれない。「得意」のレベルも、ネイティブと同レベルで、細かいニュアンスも含めてもれなく理解している水準になけれならない。
・・・などということは、無い。

そのようなことは土台無理なんですね。少なくともここ日本という国においては、日本語を解する人が大部分で、時に英語に堪能な方がいらっしゃるという程度だったりすると。

ISO20000の日本語版の中には、日本規格協会(JSA)が出している邦訳版(対訳)があります。これを使えばよいじゃないかという議論がありましょう。でも、私の思うところ、2つ問題があります。
a) けっこう高い
b) 原文と同じ効力は持たない

a)について
邦訳版はISO20000-1が11,550円(税込み)、ISO20000-2が17,850円(税込み)します。私の財力の規準からすると、高い。ISO20000-1は47ページ、ISO20000-2は85ページ。冊子を手にすると、かなり薄いという感覚ですから、2冊で3万円近くかぁ・・・って、考えると尻込み尻込み。(もちろん私の印象ですけど)

b)について
これは致命的ですね。あくまでも原文(つまり英語)が有効であり、邦訳部分というのは参考でしかないのです。ですから審査員は、英文を元に審査をしなければならなくて、被審査側も英文の方に基づいて審査の準備をしなければならない。少なくとも建前上はこんなことになります。


これでは困ってしまうということで、どうするか?
もちろん解は、「日本として正式に認められる邦訳の決定版を作成する」ということです。こうしてやっと日本工業規格(JIS)の話にたどり着くというわけ。

さて、先ほど私が挙げたa)b) 2つの問題はJIS化で解決するのかな?
価格はJIS20000-1が2,310円(税込み)、JIS20000-2は2,940円(税込み)。
それからもちろん、JISは日本の国家規格ですから、正式なもの。

JIS20000-1は34ページ、JIS20000-2は50ページ。やっぱり薄い冊子ですが、一気に5分の1以下になったのは大きい(と思う)。
それと安心して日本語で読めるという点は、喜ばしい。

ね、ですよね。

最終更新時間 2007年05月17日 10:00

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今日も、下げているォ

投稿者 popon : 2007年05月17日 12:21

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