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2007/05/15

ITSMSユーザーズガイド(続き)

2006年末からITSM適合性評価制度運営準備委員会で検討をはじめ、4/20のJIS Q 20000発行に合わせて公開しました。

ISMSユーザーズガイドは最初は、内部統制のような具体的な課題に対してISO20000がどのように利用できるかという点について集中した冊子にしようという案がありました。
しかし出来たばっかりのISO20000ですから、知名度としては低い。それなのにいきなり応用の話をしても読者はとまどうばかりではないかという懸念が表明されて、まずは「とは」みたいなことをしっかりと書くことにしようということになりました。

日本情報処理開発協会(JIPDEC)からは、既にISMSユーザズガイドが出ていることは知らされていて、結果的には似たような冊子にしようという線に落ち着いたわけです。

構成は内容から見ると「0章」「1章~10章」「付録」の3つに分けられるのではないかな。
a) 0章:全体にかかる内容から、認証制度、プロセスアプローチやPDCA、ITILを説明
b) 1章~10章、参考文献:ISO20000の章立てにあわせた解説
c) 付録:利用シーンで参考となる情報を記載

a) 0章
ISO20000に付随する特質として「認証制度がある」「認証取得などのために仕組み(システム)を組織内に作りこむ必要がある」「ITILとの関わりが強い」ということが挙げられます。これらはISO20000の詳細に触れる前に一通りの説明があると先を進め易いものですから、0章にまとめてみました。

b) 1章~10章、参考文献
1章~3章あたりまではISO20000の章ごとに違った形式で規格文に対する解説・補足事項を記載し、4章からはだいたい以下のような形でまとめています。
・章の名前
・イントロ
・条文の主文(目的の部分)
・解説
・要求事項(条文本体のサマリ)
・留意事項

こういった冊子ではあまり解説の対象にはしないのかもしれませんが、今回はISO20000自体の「参考文献」についての説明も試みました。こういった規格の参考文献として記載されているのは、当然といえば当然ですが、ISO/IECの規格が多い。すると規格番号と規格名だけが並んでいることになるので、読み手にはチンプンカンプンなんですね。ぜひこの部分も読んでいただければと思います。

c) 付録
基本的に「あれを入れよう」「これを入れよう」に、「これを書いたので入れていい?」という感じで構成しました。最初は「内部統制」と「入札条件」での利用について書きたいということだったのですが、「認証取得事例」も入れたいねという話が持ち上がり、そのうちにISO20000-3としても検討されている「適用範囲」の話題にも広がりました。
結果としてはさらに「顧客満足関連規格」「ソフトウェア資産管理」が加わり、「ITIL用語との対応表」まで掲載することになりました。

ページ番号は138まで打ってあります。表紙などを入れて全部で142ページ。
執筆作業は1月の最後半から3月一杯くらいで、残りは体裁などの編集作業でしたから、各執筆担当のみなさんは大変だったと思います。短期間の割には慨して良いものが出来たのではないでしょうか。
執筆者の皆様、オブザーバの皆様、JIPDECの方々のご努力に感謝の気持ちを伝えたい。
読者の一人としても、これだけの内容のものをタダで入手できることは喜びに耐えないと、、、感じるんですが。。。そんなことを私が書いたらちょっと変ですかねぇ。

最終更新時間 2007年05月15日 10:00

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