TBT協定
WTOのTBT協定により、JISなどを制定する際には意見公告をしなければなりません。
WTOとは世界貿易機構(World Trade Organization)のこと。ニュースなどで聞いたことはありますが、私なんかにはあまり身近な存在ではないですね。。。と、確信してました。
ウィキペディアでは《世界貿易機関(せかいぼうえききかん、World Trade Organization、略称WTO)は、自由貿易促進を主たる目的として作られた国際機関。GATT(ガット)ウルグアイ・ラウンドにおける合意に基づき、マラケシュ宣言により1995年1月1日にGATTを発展解消させて成立した。》と説明されています。150ヶ国も加盟しているとは驚きです。
次に「WTO協定」についてのウィキペディアの説明。
《世界貿易機関を設立するための国際協定は、通常WTO協定と呼ばれている。WTO協定は「世界貿易機関を設立するマラケシュ協定」(WTO設立協定)および附属書に含まれる各種協定の総称である。
附属書は1から4まである。うち附属書1〜3はWTO設立協定と一括受諾の対象とされており、WTO加盟国となるためには附属書1〜3の全てにも受諾しなければならない。附属書4は一括受諾の対象ではなく、受諾国間でのみ効力を有する。》
このWTO協定の「附属書1 附属書1A 物品の貿易に関する多角的協定」の「(E) 貿易の技術的障害に関する協定」、これが通称TBT協定と呼ばれるものです。TBTは"Technical Barriers to Trade"の略。
日本工業標準調査会(JISC:Japanese Industrial Standards Committee)のTBT協定に関する説明は、《TBT協定は、工業製品等の各国の規格及び規格への適合性評価手続き(規格・基準認証制度)が不必要な貿易障害とならないよう、国際規格を基礎とした国内規格策定の原則、規格作成の透明性の確保を規定。》となっています。
本日はこの文の中の「国際規格を基礎とした国内規格策定の原則、規格作成の透明性の確保を規定」についての話題です。⇒前置きが長すぎ(笑)
この条項があるために、ISO/IEC 20000などの国際規格をJIS化する場合には、貿易障壁とならないように一般に意見を求める意見受付公告(JIS)が行われます(意見受付公告(JIS)は、ここの「標準化」の枠の中の「意見受付公告(JIS)」をクリックすると見ることができます)。簡単に言うと、翻訳・作成したJIS原案を公開してコメントをもらうということですね。
JIS Q 20000の場合は、今年の1/26から3/26までの期間が設定されていました。 昨日まで。
この先は、寄せられたコメントを吸収したあと、特に問題がなければ官報公示の形で正式発行されます。
待ち遠しい限りです。
最終更新時間 2007年03月27日 10:00
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